幾つになっても惑ってばかり

日々思ったこと、本や映画の感想やアニメなど趣味の話を脈絡なく綴っています

【続】パーティーが終わって、中年が始まる

みりん

前回の続きです。





昔から、特定の少数の人と
深く付き合うことへの恐れがあった。
家族という閉じた関係性が
苦手だったからだと思う。
「去る者は追わず、来る者は拒まず」
が一番の理想だった。
誰のことも束縛したくないし、
誰にも束縛されたくない。



この本を読んでいくとphaさんは
所有欲や独占欲があまり無くて
他人との境界線がだいぶ希薄なので
かなり驚きます。


私は執着心も独占欲もあるので
ここまで軽やかではありませんが
著者のゆるく他人と繋がりたいという
気持ちは分かります。


私の思う人間関係の理想の距離感は
何かするときは一致団結するけど
普段はゆるくフリーでいたいなと。


例えば、食事は全員分が揃ってから
手を付けるのがマナーだから、
みたいな人は個人的にはちょっと苦手。


温かいうちに食べさせてよー
食べさせてあげようよー
って思っちゃう。


以前、職場で休憩室から戻る際に
「みんなエレベーターで戻ろう」と
必ず言う人がいました。
え、階段でもエレベーターでも
好きな方で帰ればよくない?
と思ってたんですが、寂しいからと。
小学生女子か!


悪い方ではなかったんですが
大人になってもこういう方がいるんだと
ちょっと驚きました。



これは想像だけど、女子会などの
女性ばかりの集団は、男よりも
きちんとお互いの個人的なことを
話し合って、通じ合う人たちで
集まっているという感じがする。
それに比べて男の集団は、
本当は合わないところがある人とも、
あまり掘り下げないままで、
なんとなく一緒にいる、という感じがある。



あー、これは確かにと思いました。
いつも不思議だったんです。
男性はあまり個人的な話をしないなと。


女性は家族の悩みや不満だったり、
自分の不安だったりいろいろ話すのに
男性は仕事かスポーツか趣味の話ばかり。
女性ももちろん仕事や趣味の話もしますが
個人的な話もする。


まあだからこそ、独身、結婚、子どもといった
ライフステージが違ってくると
話が合わなくなって距離が
生まれたりするんですけどね。



男性は自分自身のことを話すのが苦手だ、
という話をよく聞く。その理由は、

「自分の感情を言語化するのが苦手」とか、
「そういうことを話さなくても

今までなんとかなってきた」とか
「プライドが高いので
自分の弱い
部分を出しづらい」とか、
そんなところなのだろう。



なんとなくなんですが、
昭和はそれでよかったのかもしれませんが
今の時代は少しアップデートした方が
良い気もします。


私は働いてしばらくしてから
暗黙下に男社会と女社会というものが
あることを実感するようになりました。


女社会は横のつながりを重視して
男社会は上下関係を重視している。


女性は新人の頃は伸び伸びと出来ますが
中堅になってくるとなにやら
働きづらくなってくる。
でもなぜ働きづらくなってきたのか
よくわかりません。


実はそこには暗黙の男社会のルールが
あるわけです。
新人の頃は若いので特別扱いだったけど
次第に男社会のルールが適用されていく。


女性は、男社会のルールと
自分が所属してきた女社会のルールが
違うだなんて思わないし気づかない。
男性だって、そんなルールがあることも
違うことも気づいていないと思います。
とにかく女性には働きづらいわけです。


そして定年後。
今度はそれが逆転します。
趣味のサークルだったり、
何かに所属しようとしたとき
そこはたいてい女性が多いので
女社会のルールが適用されています。


すると女性は動きやすい。
生き生きと楽しく過ごせるようになります。
半面、今度は男性は動きづらくなる。


会社時代は職歴や役職、先輩後輩などといった
上下関係でスムーズに動いていたものが、
女社会では通用しなくなるので。


ちなみに結婚するとだいたい家庭は
女性が切り盛りすることが多いので
女社会のルールに沿って運営されます。


だから妻が食事や洗濯、掃除などしてくれたら
当たり前と考えず、都度「ありがとう」と
感謝と労りの言葉をかけていれば
夫に対して優しく家庭は円満になるのではないかと。


さて、女社会のルールとは何か?
私はこの3点が大きいと思っております。


・気遣い力
・何か(して)もらったらお返しする
・感謝や労いの気持ちを言葉で表す


面倒に思うかもしれませんが
こういった女子力が高い男性は
定年後も孤独にならないだろう
と感じています。