幾つになっても惑ってばかり

日々思ったこと、本や映画の感想やアニメなど趣味の話を脈絡なく綴っています

君たちはどう生きるか

「君たちはどう生きるか」観てきました。




事前情報は何も分からないままでしたが、
観終わって、これは前宣伝しなかったのは
正解だったのかもと思いました。


だって、どうまとめていいか分からん。


強いて言えば、村上春樹っぽい哲学的な感じ
と言えばいいのか。
て、村上春樹は3冊くらいしか読んでない
人間なので合ってるか分かりませんが。


主人公は母親を亡くした少年で、
最初戦火の中を走るシーンがあるんですが、
そこの空気感がさすがハヤオでした。
4DXとかで熱風を吹かせたら
本当に火の海のなかを走っているような
火が生きているかのような迫力がありました。


映画には所どころナウシカ、ラピュタ、
トトロ、千と千尋などを思い起こさせて
ニヤリとしてしまう風景や演出もありました。


あと今までのジブリに比べると更に幻想的。
考察好きな人は好きかも。


全体的な私の感想としては
ハヤオ版「さよなら銀河鉄道999」かな。
て、銀河鉄道999もさよならくらいしか
観てないんですが。


そして少年は大人になる、的な感じ。


私が宮崎駿で好きなのは、カリオストロ
ナウシカ、ラピュタ、トトロ、
千と千尋なので、そういう感じではないので
今後地上波で放送しても途中で脱落するか
観ないと思うんですが、日本人としてやっぱり
ハヤオの最後の映画を劇場で見届けられて
良かったと思います。


と、上記のような感想を同僚に話したら、
「うーん、観なくていいかなぁ」
と言われてしまいました。


え、でも劇場で観て良かったって思ってるのに~!