ゆる出家がしたい
アフロ頭で有名な稲垣さんの本
「魂の退社」の中で知った言葉があります。
それは古代インド人は人生を4段階に分けて
考えていたということ。その4つとは、
「学生期(がくしょうき)」
学ぶことで成長する時期
「家住期(かじゅうき)」
仕事や家庭で頑張る時期
「林住期(りんじゅうき)」
仕事や家庭、世間の付き合いから自由になって
再び学生時代のようにモラトリアムな期間
「遊行期(ゆぎょうき)」
悟り、子供のような心で遊ぶように自由になること
(↑この考え方と言葉は実は有名なようで
ネットで調べたらたくさん出てきました)
で、もう私は「林住期」に向かっているわけです。
稲垣さんも書いていましたが、
50代から少しずつ時間をかけて
心の準備をしていこうじゃないかと。
私も定年後にゆっくり自分のやりたいことを
考えればいいやとも思っていたんですが、
時間がありすぎると逆に自分を見失いそうです。
何も見つからず老年うつにもなりそう。
いや、メンタル弱めの私なら
絶対にそうなる自信がある!
なので、今から私も将来どうしたいかを
何となく考えていました。
で、ぼんやりとですが
夢みたいなものが浮かびました。
私は「出家」したい!
ちょうど休憩中に同僚たちと
定年後の話になったので話してみました。
すると同僚たちは困惑顔で尋ねてきました。
「え、尼さんになりたいんですか?」
「まあ、本心は尼さんになりたいんだけど、
お寺の板張りの床って冬はすごく冷えるでしょ。
あれ、体にこたえるんだよね。
それに朝早く起きて粗食でバケツの冷たい水で
雑巾を絞って床拭き(←勝手なイメージです)って、
今まで頑張って仕事してきたのに
更につらいのも嫌だから、希望としては、
家にいたまま出家が良いかなぁ」
「…頭は丸めるの?」
「坊主もスッキリしてていいよね」
「でも冬は坊主は寒いらしいですよ」
「じゃあ、毛糸の帽子かぶろうかな。
とにかく心を乱されることなく
己のことと世界平和だけを祈って
日々を過ごすのが私の夢なんだよ」
「いま私の頭の中に浮かんできた
単語があるんですけど言ってもいい?
それって、隠居じゃないですか?」
そうそう、毛糸の帽子かぶって
湯呑でお茶飲みながら日がな一日
世界平和を祈るんだって、おい!
う、うそだろ。
出家と隠居がこんなに近しいだなんて!
終いには
「よ、ご隠居さん!!」とヤジが飛ぶ始末。
私のは出家じゃなくて隠居だったようです。
それでもやっぱり今のところの将来の夢は
ゆるい出家、略してゆる出家したいです。