幾つになっても惑ってばかり

日々思ったこと、本や映画の感想やアニメなど趣味の話を脈絡なく綴っています

訃報を受けて思ったこと

神田沙也加さんの訃報に思いのほかショックを受けています。
悲しい。アナと雪の女王のアナを楽しそうに演じていたのに。
その後も頑張ってて人生充実してそうに見えたのになぁ。
本当に人は外見からでは分からないことが多すぎますよね。
でも神田さんはもしかして本当は死ぬつもり無かったのかもしれない。
亡くなった日は55cmもの積雪があったというので、
きっと窓の外は真っ白でとてもきれいで現実感も薄くなっていて
どこか違うところへ行けるかもしれないなんて
思ってしまったのかもしれない。
なんて思ってしまいました。


でも私が思うのは35歳と若いのにすでに絶望してる人が多い
この日本という国がヤバいのではないかということ。
何だか楽しい未来があるように見えないんですよね。
コロナ禍ということもあって、景気は不景気だし、
非正規雇用ばかりで給料も上がらないし。


80年代後半から90年代初頭にかけてのバブル期が懐かしくなります。
バブル当時は日本は1億総中流家庭みたいに言われて、
みんな平均って日本的すぎる、平凡すぎる、
ジャパンドリームみたいな夢のある尖がったものがあっても
いいんじゃないか、みたいに思ってましたけど、
実はあれが国として一番幸せな形だったのかなって今は思います。


金にモノ言わせるみたいなのは上品とは言えませんが、
人間余裕があれば他人にも優しく出来ますしね。


岸田首相は少しだけ期待しています。
決断が他の歴代首相より少し早いところが
今までと違うのかもと期待させます。
それまでは安倍さんのせいで私の自民党への評価は
地の底まで落ちていました。
安倍さんへの不信感がアベノマスクでとどめを刺された感じです。
だって本当に心底アベノマスクには腹立ちましたよ。
あの全く使えず引き出しに眠っているマスクのために使われた税金。
そしてその税金の行き先の不透明感。
安倍さんが内閣を発足するといつも「お友達内閣」と言われてて、
その時はよく分からなかったけど、アベノマスクの委託先など
全くマスクで有名ではない知らない企業に多額の金を流しているのを見て
本当にイライラしました。
政治は清廉潔白では出来ないだろうけど、
でもせめてもう少しうまくやってよと。
だいたいコロナ禍の対策で国民に普段より注目されてるの分かってて、
マスクの実績のない企業に委託するって、国民だって怒りますよ。
マジで安倍さんが政権を握っていたときは、お友達は幸せになったけど、
国民は本当に不快な思いをさせられるなと思いました。


でもきっと安倍さんも総理になったばかりの時は誠実だったんだろうな。
と推察します。
カルロスゴーンにしても安倍さんにしても、長期政権になると
どうしてもしがらみが増えてお仲間の関係も強固になって、
優しい人間であれば義理人情に飲み込まれ、
野心ある人間であれば関係を利用してもっと私腹を肥やしたいと、
腐敗していくのでしょうね。


だから投票では自民党以外に入れるようにしています。
長期政権にならないように。
もちろん他に良い政党などなく、どれも同じように見えますが、
やっぱり政治に刺激は必要だと思うんです。


て、神田沙也加さんの訃報から政治まで話が逸れてしまいました。
神田沙也加さんのご冥福をお祈り申し上げます。



にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記へ
にほんブログ村