幾つになっても惑ってばかり

日々思ったこと、本や映画の感想やアニメなど趣味の話を脈絡なく綴っています

世間話は人間関係にとって重要なツール

男女問わず、世間話や無駄話は人間関係にとって
実はとても大切なツールなのではないかと最近思うようになりました。


私はある公共施設で働いていますが、お客さんから
たまに話しかけられることがあります。
女性のお客さんだと「今日は寒いわねー」とか
「冬は洗濯しても乾きにくくて困るわね」とか
本当に他愛のない話でこちらも心置きなく返答出来るのですが、
これが年配の男性のお客さんだと少し身構えます。
何故なら顔見知りになるほどに、だんだんとこちらの
プライベートな事に触れてくるのです。ほぼ100%の確率で。
例えば「結婚してるの?」「子供はいるの?」とか。
そして軽いセクハラめいた方向へいったりもします。
でも彼らはみんな悪気は無いように見えます。


多分、世間話をしなれていないので、話しかけたはいいけど、
話すことがないからどんどん相手のプライベートを聞くしかない
という事なのかなーと思ったりします。
あとは確信犯でちょっと相手が怒るようなからかうような事を言うことで
「あはは」と言った笑う反応で会話が成立してると思ってる感じもします。
もちろん女性同士ならすぐ分かりますが、この「あはは」は
決して楽しい笑いではなく、困った笑いの方です。
相手がお客なので仕方なく笑いで流すしかなかった笑いですが、
不思議なことに男性側には「俺は上手い事言って笑わせた」と思う方も
少なからずいるようです。何故なら何度も言うからです。
正直、そういうことを話したいならお金払ってキャバクラとかで
話してくれよーと思いますよ。


現役時代は世間話なんて無駄なことを話さなくても
仕事があれば特に不都合は感じないと思いますが、
時は等しく流れ誰もが年をとって定年を迎えます。
新しい環境に入るとき、新しい人間関係を前に、
みんなで協力してその場の雰囲気を良くするのが世間話だと思うんです。


結局、「世間話」=「くだらない話」です。
でも友達関係でも会社の仲間でも、外で知り合う人でも
この「くだらない話」が出来る関係ってとてもありがたいし、
素晴らしいことだなと思います。



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