幾つになっても惑ってばかり

日々思ったこと、本や映画の感想やアニメなど趣味の話を脈絡なく綴っています

かがみの孤城

新年明けてもう3日。
明日からは仕事始め。
早い。何もかもが早すぎる!


そんな感じですが
今年もどうぞよろしくお願いします。


さて、年末に観に行った「かがみの孤城」
とても良かったです。




本当はワンピースが観たかった甥っ子に
水たまりのように浅い紆余曲折があり
結果、こちらの映画を観る事になったので
何とか楽しんでもらおうと考えたのが
以下の計画。


割と正直に否定的な感想を述べてしまう
我々姉妹の悪癖を収めて、
積極的に映画を楽しもう!
我々大人が楽しんでいれば、
子どもの甥っ子も楽しかったと
勘違いしてくれるかもしれない!
それに賭けよう!


と、事前に女子トイレで密談。


暮れも押し迫った映画館はほぼ満席。
原作は以前読んでいたんですが、
すっかり記憶の彼方へ。
でも観ているうちに、
少しずつ記憶が蘇ってきました。


辻村深月らしく伏線が
幾重にも張ってあって楽しめました。


そして年々弱くなる涙腺。
やっぱり人を思う心に弱い。
利他的な人にのめり込んで
心動かされちゃいます。


隣の男性はすでに何回目かのようで、
冒頭の主人公のモノローグで
号泣していて、早い早い!
って思ってましたが、
これはまた観たら確かに泣いちゃうかも。


そして私がちょっと反省したのは、
普段、斜に構えて観てしまう癖。


通常仕様で観てたら、
まぁ悪い作品ではないけど、
ちょっと道徳的過ぎるかな
とか何とか言ってそう!
自分で言っててイヤな大人だわー。


でも、素直な心持ちで映画を観たら、
(もちろん良い映画だったこともありますが)
めっちゃ楽しめたので
今後、映画を観る時は
甥っ子と一緒に観るぞ!と想像して
観るようにします。