同僚に借りた「あおざくら」
国を守る幹部自衛官を目指すため
防衛大学に入った主人公の物語です。

こちらを読むまで知らなかったんですが、
防衛大学はなんと、
受験料・入学金・学費が全て「無料」

すごい！マジか！

そのうえ、学生の身分なのに
国家公務員として毎月手取り約9万円もらえて、
更にボーナスが年間で約35万円もらえるという！

夢のような話ですが、もちろんそうは問屋が卸さず。
偏差値は60以上必要です。

学生時代の私が知らなかった訳だわ～。
学力的に無理。残念。

勉強は好きだけどお金がなく
進学を諦めていた主人公は
この魅力的な話に魅かれて入学を決めます。

それにしても想像はしていましたが
入学後の先輩のシゴキがすごい。
理不尽の極み。
ミスというほどのことでもないのに
何かというとその場で腕立て伏せ。
しかも連帯責任ということで
先輩たちまで一緒に腕立て伏せ。
これは1年生にとってプレッシャーだし
追い詰められる。

でもこれは理不尽を知り、慣れるため。
例えば戦争なんて理不尽の極みだし、
様々な有事の際の理不尽な状況においても
冷静に対処できるようになるための
シゴキなんです。

身体も鍛えられるし、
規則正しい生活も出来そうだし、
自衛官って良いかも～と無責任に
思ったりすることはあったんですが、
そんなふわっとした生半可な心持ちじゃ
ほんと無理だわ、これ。

主人公は男子なので先輩のシゴキも
すごいんですが、女子学生の場合は
どうなんだろう。
やっぱりその場で腕立てやるんだろうか？

まだ3巻までしか読んでないんですが、
とりあえず感化されて
思いついたらすぐその場で
腕立て伏せを20回するようにしています。

多分、3日後にはしんどくて
やらなくなってると思うんですが、
借りてる間はカンフル剤としてパラ見すれば
筋肉！かっこいい！と感化されて
また3日間ほどは頑張れそうです。