幾つになっても惑ってばかり

日々思ったこと、本や映画の感想やアニメなど趣味の話を脈絡なく綴っています

お通じを良くするヨーグルトを選ぶ

初っ端から失礼しますが、多くの女性と同じく私も便秘気味です。
ひとつ前の記事で多少の消費期限切れの食材くらい、
火垂るの墓の節子を思えば全然食べられると豪語していましたが、
もちろんそれも1つの理由ではあるんですが、
もう1つの理由として、むしろちょっとお腹が緩くなった方が
都合が良いという私欲に満ちた理由も隠されていたりします。
(でも全然お腹壊したことがない)


少し話は変わりますが、私には不思議に思う事がありました。
私は夕食後、ほぼ毎日ヨーグルトを食べているんですが、
全く便通に影響を及ぼしてるように感じないんです。
むしろいつも便秘気味で困る感じ。


ちなみに私が種菌として使用しているのが、カスピ海ヨーグルト。
味もまろやかだし、あのモチモチとした粘り気が好きなんです。
1年以上食べ続けても効果を感じないので不思議に思っていたんですが、
先日あるテレビ番組を見て謎が解けたように感じました。


ヨーグルトに含まれている数多ある乳酸菌の中で、
お通じに効果があるのはビフィズス菌とのこと。
そしてビフィズス菌が入っていないヨーグルトもあるということ。
そして私が好きで毎日食べていたカスピ海ヨーグルトには
残念ながらビフィズス菌が入ってなかったのです。


ちなみにビフィズス菌が入っているヨーグルトは、
小岩井とビヒダスでした。
ブルガリアヨーグルトには含まれていないのも驚きでした。


それを知って、早速ビヒダスを購入して食べ始めたところ、
何となくお通じが良くなってきたような気がします。
もちろん、私は良い暗示には積極的に掛かりに行くタイプなので
思い込みの可能性はありますが、スーパーで数多あるヨーグルトの中で
どれが良いか迷っていたら、(お通じを良くしたいなら)
ビフィズス菌入りをお薦めします。


火垂るの墓の効果

うちは夫も私も大した好き嫌いは無いんですが、
お正月にカニを食べた時に夫が言いました。


「カニってそんなに好きじゃない。
 殻を取るのが面倒だから」


もちろん、アレルギーが出るから食べられないとかなら
仕方ないですが、面倒だから苦手って。
私は思わず言いました。


「火垂るの墓を観たあとその言葉言えるのかー?」


ってね。
だって妹が空のドロップ缶をずっと握ってるんでしょ。
しかも小石を入れて缶を振ってキャンディがあるように
空想するだなんて。
そんなけなげで悲しい話を聞いて、面倒だからなんて
口が裂けても言えませんよ。
もう空のドロップ缶の字面見ただけで泣いちゃう。


でも実は、私「火垂るの墓」を観たことありません。
だって観たら絶対号泣しますもん。
そして行き場のない怒りや悲しみに
耐えられる自信がありません。
伝え聞くあらすじだけで十分。


フードロスにも抜群の効果を発揮。
消費期限が多少切れてても全然食べられます。
最近の冷蔵庫は冷蔵技術も高くて鮮度の保ちも良いし。
私の心の中にはいつも(観たことないけど)
「火垂るの墓」がいるんです。


ウマ娘 プリティーダービー Season2

女性は腐女子になりがちだけど、私はどちらかというと百合が好きです。
女子の方が可愛いし、心情も共感しやすいから。


でも最近のリアル男子もみんな可愛いしイケメンが多くなりましたよね。
男性俳優さんも中年に入ってもシュッとしててかっこいいまま。
これは嬉しい。
だって、私が若いころは女性ばかりが男性から見目を評価されて、
男性自身は己の見目には無頓着でもOKだなんてフェアじゃないよなー
って不満があったもので。


それで私が話したいのは「ウマ娘 プリティーダービー Season2」
リアルタイムでは見ていませんでした。
馬を女の子に擬人化して走らせるだなんてひどいな、なんて思ってたので。
でもかなり評判が良かったので、ネット配信のを見てみたら
めっちゃ良かったんです。




このようにトウカイテイオーとメジロマックイーンの2人が主軸となって
物語が展開されます。
メジロマックイーンの高貴さとトウカイテイオーの明るさが好き。
そして2人の関係性がとても良いんですよ。仲間でライバルで。
レースシーンも熱い。
物語の展開も史実をベースにしているので熱い。


ちなみに実際に私が競馬に行ったことがあるのが20代前半のとき。
その時はミホノブルボンが強かった記憶があります。
夜のトゥインクルレースが流行って行ってみたけど
全然当たらなかったなぁ。
でもその時に知った馬の名前がアニメにも出てくるのも楽しいです。
まさかこんなところで役立つとは、あの時の私も思うまい。


ちなみに前作になる無印のウマ娘も見てみたんですが、
こちらはスペシャルウィークとサイレンススズカが主軸のもの。
でもこちらは私には微妙でした。
なのでシーズン2の方をお薦めします。


麺類をすする音

テレビを見ていたら上白石萌音ちゃんが佐藤栞里さんの教えによって
麺を上手にすすって食べられるようになったと、
美味しそうにうどんをすすりながら話していました。


いや、ほんとそれ。
今の時代、女子もうどん、蕎麦、ラーメンは
すすって食べるのが当たり前になったの本当に嬉しい。


だって私の学生時代は男性はすすってもOKだけど、
何故か女性はすすって食べるのははしたない
みたいな風潮だったんだもの。


たまに爆音ですすってるおじさんがいますが、
あれは迷惑だなと思いつつも、やっぱりほどほどに
麺類はすすらないと美味しさが半減すると思うんです。


だから外で食べるラーメンは味気なくていつも悲しかった。
なので当時、家で作って食べるサッポロ一番は
思いっきりすすって溜飲を下げていました。


今は外でも女性も美味しくすすって食べられて
ああ幸せだなーなんて思っています。


価値観を壊す

「なんて素敵にジャパネスク」や「クララ白書」などで
有名な氷室冴子さんのエッセイ本です。
初版は1992年で新版として再刊行されたものです。





面白くて興味深いエッセイが多いのですが、
今回は3章目の「夢の家で暮らすために」から。
長くなるので内容は(涙を飲んで)割愛しますが、
友達の思いがけない一言によって
氷室さんの人生観が変わった事が書かれています。
でも基本的には氷室さんは人生観が変わることを、
是としていないんですね。



そんな簡単に、はっきりしたひとつの事件や一言で、
コロコロ変わるような人生観はろくなもんじゃないと
思っていたけれど、このときばかりは、
私の人生観も変わってしまった。



と、そんな風に氷室さんは書かれています。
でも私は自分の人生観や価値観を
むしろ壊して欲しい願望があります。
だって私のちっぽけな頭の中で作り上げられた価値観よりも
素晴らしい価値観があればそちらの方が
より良く生きていけそうじゃないですか。


私も今まで何度も自分の価値観が覆される瞬間を味わってきました。
もちろん自分が否定されたように屈辱的に思えることもありますが、
それ以上に急に視野が広がったような感覚と衝撃が
私にはけっこう心地良かったりします。
私は未来の自分が楽に生きていけることに貪欲なんです。