幾つになっても惑ってばかり

日々思ったこと、本や映画の感想やアニメなど趣味の話を脈絡なく綴っています

睡眠障害について

私はもう数十年も前から睡眠障害です。
高校生からなので本当に長い付き合いです。
そして眠剤を毎晩飲み始めたのが30代後半。
それまでは騙し騙しで飲んだり飲まなかったりしてたんですが、
その時からずっと今も眠剤を飲んでから寝ています。


でもやっぱり最初は抗っていました。
出来れば完治させたいとじたばた足掻いていました。
不眠に特化した病院を探してはあちこち通ったり、
認知行動療法を受けたり。
でも数年前から少し考え方が変わってきました。
ずっと真っ直ぐに向き合ってきて、逆に不眠症ばかりに
真剣に集中し過ぎてしまって、一喜一憂する事に
疲れちゃったのかもしれません。


物事って何でもそうだと思うんですが、
悩み事に集中し過ぎてしまうと
いつもそれだけを考えてしまって
気になって縛られてしまって
結果、動けなくなってしまう。


ようやくそういう事に気が付きました。
今はもう無理に断薬しようと思っていません。
気長にやっていこうと思っています。

白湯デビュー

2022年が明けました。
今日で休みも終わりです。明日から仕事。
正月気分も休みも本当にあっという間ですよね。


昨年の秋ごろから白湯にハマっています。
うちは朝シャワー派で湯舟にはあまり浸からないんです。
というのもファミリータイプの浴槽は割と大き目で、
手前がふくらんでいる形状のせいで洗うのが大変だし、
お湯ももったいなくてついシャワーで済ませちゃう。


でも年々知らぬ間に身体は冷えていたようで。
ある寒い日にマグで水を1分半ほどレンチンしたのを飲んだら、
身体に沁み込むようにしみじみと美味しかったんです。
なので、同僚にも休憩中に「マグでレンチンした
白湯がお薦めですよ~」と話したら、
お湯と白湯の違いを厳かに教えてくれました。
白湯は沸騰させてから更に10分程度沸騰させ続けるそうなんです。
そうすると冷めても白湯なんだそうです。
「だから多分、お湯を飲んでいると思います」と真実を告げられて、
マジか!私、お湯飲んでた!と思いましたね。
でも正直、お湯でも白湯でも温かければ良いんだけどなー
なんて思ってたんですが、暇なときに実際にやってみたところ、
確かに10分程度沸騰させ続けたものの方が水が丸い気がします。
ええ、暗示に掛かりやすいタイプかもしれません。


朝、やかんで白湯を作ったら卓上保温ポットに入れておくと、
いつでも熱々が飲めて本当に心も身体も暖まります。
お薦めです。

大河「青天を衝け」から利他的を思う

2021年の大河「青天を衝け」大変良かったです。
飽きずに最後まで観れたのは初めてかもしれません。
実は私が大河ドラマを観始めたのは
まだ浅くて2019年の「いだてん」から。


私には苦手なものがたくさんありますがそのうちの1つが歴史。
そもそも歴史ってアバウトで如何様にも解釈が出来ちゃうのが
ずるいよなーなんて思っていました。
でも流石に大人として近代史くらいは知っておいた方がよいのでは
とここ数年思うようになり。
角川まんが学習シリーズの日本の歴史を江戸後期辺りから買い込み、
読み始めましたが、やっぱりすぐには頭に残ってはくれません。
そこで目を付けたのが大河ドラマです。
ちょうど私の好きなクドカンが脚本だし、
題材も私が知りたいと思った近代である昭和だし、
という訳で「いだてん」を見始めました。


そして今年の「青天を衝け」です。
本当に脚本が素晴らしかったと思います。
つまらないと思うシーンがほぼ無かったです。
そして主役の渋沢栄一を演じた吉沢亮さんも素晴らしかった。
最後は全然年を取らなさすぎて、もう一体いくつなのかさっぱり
わからなかったけど、でも熱い魂は感じました。
ドラマなのでもちろん美しく脚色はされてると思うんですが、
でも渋沢栄一の「自分だけの利を求めるんじゃなくて、
民のみんなが幸せでなくちゃならねぇ」というのが一貫してて
それが心に響きました。


私、利他的な人に弱いんですよね。
自分もそうなんですが、利己的な人の方が多いじゃないですか。
だからきっと憧れちゃうんですよね。


でも利他的って実は合理的な考えだとも思っています。
だって自分さえ良ければ良い、
という考えで行動していると、
結局は誰もいなくなって独りぼっちになるし、
今みたいに貧富の差が激しくなると、
経済的にも貧しい人たちが追い詰められて
結果、犯罪が多くなり自分が巻き込まれる危険性も
高くなってしまう。


みんなが利他的でお互いさまという心を持てば、
きっともう少し生きやすい世の中になるのかな
と思ったりします。
来年は良い一年になるといいな。


それでは良いお年を。


女子アナについて

お陰さまで平和に仕事を納めることが出来ました。
ここに愚痴を書きこまずに済んでほっとしています。


で、何を書こうかなと考えてみたんですが、
ふとここ何年かぼんやり思っていたこと。
本当は女子アナってすごいのではないかということ。


何故か世間的には女子アナは玉の輿狙いの
あざと可愛い人が多くて美味しい思いばかりしてるな、
みたいなイメージがあるような気がするんですが
どうでしょうか。
マツコとかもよくそんな風にいじってます。


話は飛びますが、私は年々年を重ねるごとに悲しいニュースが
受け付けなくなってきてるんです。
特に子どもが被害にあった事件なんてもう聞いていられないし、
見ていられない。
テレビからその事件が流れそうな雰囲気になれば即チャンネルを変え、
新聞はその箇所を読まずに目線をそらす。
つらいから逃げちゃうんです。


でも局の会社員である女子アナたちは報道も担当するし、
ニュースだって読むわけです。もちろん女子アナに関わらず
報道に携わる方たちはどんなにひどく悲しい内容でも
それを伝えるために原稿を読まなくてはならないのです。


それをするだけでもすごいと思っちゃいます。


だから思うほどいつも美味しい思いをしてる訳ではないし、
私たちの見えないところでの努力も絶対あるし、
だから女子アナが一般男性と結婚のニュースが流れると、
一般男性と言いながら社長じゃねーかとよくツッコまれてますが、
全然正当な対価だよねと思ったりします。

クレーマーについて愚痴る

今日は遅番で仕事納めです。
ひとつ前のブログでも書きましたが、公共施設のパートをしてるので
どうかクレーマーが来ないようにと祈っています。


クレーマーの理解できないところは、こちら側に過失が無くても
すごい鬼のような顔で1時間近くも怒鳴り続けるところ。
よく赤の他人にあれだけ聞くに堪えない感情的な言葉を
浴びせられるなと思います。
そして数日後、ひどい時には次の日になると、笑顔でスタッフに
「こんにちは~」なんて挨拶をしていくのです。
ちょっとしたホラーだと思いませんか。


私が許せない気持ちになるのは、その人たちは
立場的にスタッフだから謝ることしか出来ないのを分かってて
平気でごねたり文句を言うところ。
クレーマーは年配の男性も多いですが、中年の女性も多いです。
そしてクレーマー女性で多いのが被害者意識が強いこと。
それだけ当たり散らしていても、次の日に平気で挨拶してくるのを見ると
この人の認識としては「私は優しくて礼儀正しいのに、世の中の扱いが
私に対して親切じゃなくて理不尽でいつも私が損してる」て
思ってるんだろうなと感じられます。


そして男女問わずクレーマーのもうひとつの共通点は、
視野が狭く、自分に甘く他人に対して厳しいこと。
「汚れてる。ここが汚い。掃除してるの?」と文句を言ってくるくせに、
自分は鼻をかんだティッシュを見えないところに捨てて行ったり、
カウンターでひどい言葉で暴言を浴びせる人も、
自分が同じことを言われたらどう思うのかと
相手の立場に立って考える視野が無い。


でも自分で吐いた毒は回りまわって己に返ってくると思うし、
自分の身体が不自由になった老後に全てのツケを
払うに違いないと思っています。


とはいえ、自分も含めて日本人は相手に対して不満を伝えるのが
下手だなと思います。普段、人間関係波風を立てずなぁなぁで
済ませてしまうツケなんでしょうか。
相手のミスに対して言うか言うまいか迷った末に思い切って言うと
何だかクレームっぽくなってしまったり、
私ももっと伝え方を考えなきゃと思います。


気持ちよく年末年始を過ごしたいのでどうか何事もありませんように。