幾つになっても惑ってばかり

日々思ったこと、本や映画の感想やアニメなど趣味の話を脈絡なく綴っています

きのう何食べた?25巻

みりん

読みました。



もう25巻。なかなか長く続いています。

私はあまり長く続くと飽きて買わなくなる派で

せめて20巻くらいまでで収めてくれると

ありがたいなと思っています。


なので20巻過ぎても購入している

こちらの漫画は私にとって稀有な本。

もうシンプルにシロさんとケンジの物語が

読みたいだけなんです。


弁護士のシロさんも60歳を越え、

パートナーのケンジもシロさんの

2歳下なのでアラ還になりました。

漫画の登場人物ってほぼ年をとらないことが

多いのでそういった意味でも面白いです。

なんか一緒に年を重ねてる感じがして

勝手に親近感が湧くんです。


だから前巻の24巻でシロさんの

お母さんの久栄さんが亡くなったのは

かなりショックでした。

思わず涙が出ちゃったもの。


今巻でもいろいろありますが、

キャッチーな話題として2人の食費代が

1か月4万5千円でやりくりしていたのを

物価高騰のため泣く泣く5万円に上げたという話。


漫画でも触れてますが、

お米も5キロ2千円代 → 4千円代だし、

卵も1パック300円前後、

オリーブオイルも600円代 → 1200円代で

ほんと高くなりましたよね。


コーヒーも高くなったし。

もうね、物価が高くなるのは

仕方ないと思ってるんです。

だってそれでも世界と比べたら

全然日本は安いっていうし。


実際、この前テレビでガーナに住む日本人が

現地の輸入品が充実したスーパーを

案内していたんですが

普通のミニトマトが1425円

小さなブロッコリーが1933円

アスパラガスが3132円ですよ。

目が飛び出るかと思いました@@!

その方も言ってましたが、外国人みんな

日本は安すぎると驚いていました。


だから高市さんよ、

我々が気持ちよく買えるように

日本国民の給料あげてお願い!


つい脱線してしまいました。

さて漫画では、シロさんがケンジが

事故や病気で入院した際に家族として

側に居れるように、保管用として

婚姻届と養子縁組届に記入をお願いしますが、

連載中に2人は同性婚が出来るのかどうか。

それは選択的夫婦別姓もそう。

政治家の頭ガチガチおじいちゃんたちが

引退しなければ両方とも難しそうな気がします。


でも初の女性総理もぬるっと誕生したし、

同性婚も夫婦別姓も、時代の流れには

逆らえないんじゃないかなーと思ったりしています。

六人の嘘つきな大学生

みりん

読みました。



人気のIT企業「スピラリンクス」の新卒採用試験。

最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、

一カ月後までにチームを作り上げ、

ディスカッションをするというものだった


映画化もされて以前から読みたいなと

思っていた本です。


内容的にはけっこうツッコみどころが

多い印象を受けました。

例えば、最終ディスカッションで

就活生たちの悪事が書かれた封筒が

出てくるんですが、1人開けてしまったなら

全員開けるほうがフェアじゃないかな

と思ったり。


映画の方がどうなってるか気になって

アマプラで観てみました。



ちょっとしたエピソードは違えど

原作の本質は変えてないし、

特にインタビューに答えるシーンが

原作よりも上手く映像化されてるなと思いました。


ただ、犯人の動機の説得力だったり

人事が見てるカメラがまわってる前なのに

すぐに感情を露わにしたり動揺したり

みんな素直すぎないか?と思ったり。

とても1万人の就活生たちから最終選考まで

勝ち残った優秀な学生たちと思えない迂闊さです。


それから8年が経ち、

真相を解き明かすために再集結しても

みんなのピュアさは変わらないまま。

犯人が白状するシーンも

犯行当時と思いのテンションが

全く変わらないんですが、

でもその動機なら

さすがに8年社会人経験したら

人事への理想や感じ方変わるでしょ

と思ったり。


まあでも、全て原作通りなので

映画の脚本に問題があるわけではありません。


そんな感じで

酸いも甘いも知った大人だと

ついいろいろツッコんでしまうけど

人間は多面体である、

物事は見方が変われば印象が変わる

というメッセージさえ受け取れれば

あとはツッコミながら

楽しめばいいのかなと思った作品でした。

ムーミンバレーパークへ再び

みりん

今日は冷えてますね。

これから雪が降る予報。そら寒いわ。


先日再び飯能にあるムーミンバレーパークへ行ってきました。

ムーミンパークは大変風通しが良いので(=吹きっ晒し)

極端に寒かったり風が強い日はお薦めできませんが

その日は比較的無風で暖かったのでのんびりできました。


2回行って確信しましたが、

ここは疲れたOLさん(20代後半以降)

の憩いの場だと思います。

もちろん体力のない中高年にも優しいです。

パークの規模もほどほどだし、

女子大好き北欧テイストだし、

ワーキャー騒ぐような血沸き肉躍る乗り物はないし。

(すみません。ジップラインがありました)


途中でパレードがあったんですが、

だいたい100mくらいの道を

ムーミンたちが歌って踊るという

アットホームなパレード。



平日ということもあり、みんな見れるので

良い位置を取ろうと殺気立ってる人もいない

平和で優しい世界。

ほのぼのします。


前回行ったとき食べられなかった

「ヤーコブさんの空飛ぶシチュー」



少し甘めでしたが美味しかったです。

あとムーミンのご先祖さまがいました!



めっちゃ可愛い!!


ちっちゃくて丸みがあって

剛毛の赤ちゃんみたい。

剛毛というよりマタギ?

違う違うそうじゃそうじゃなーい!



バブみがあって可愛い

と言いたいのです。

すっかりファンになってしまいました。

そしてカフェでお茶。

もちろんみんな大好き言ったもん勝ちフリベキも一緒です。



最近、YouTubeでムーミンのアニメを

少しずつ見ています。

実はムーミンは、昭和、平成、令和と

3回アニメ化されています。


ムーミン好きがお薦めしてくれたのは

平成の「楽しいムーミン一家」

声優さんが豪華で驚きます。

なかでもスナフキンの声がいい。

ぜひ聞いてみてください。


イケボなスナフキン #スナフキン #shorts


【ムーミン】犯罪者スナフキン


YouTubeで短めのものがあまり無かったので

このようなセレクトに。

にしても、アニメを見てて思うのが

これは子ども向けじゃないなということ。

哲学的だしやっぱり疲れたOLさんが見る

アニメではないでしょうか。

ババヤガの夜

みりん

右うでのテニス肘が治らないので

あきらめて整形外科へ行ってきました。


そこは予約制ではなく相当待つと言われたので

腰を据えて読めるようこちらの本を持参。



極道の会長の一人娘で人形のように美しい尚子は、

生活を厳しく監視され不自由な生活を送っていた。

喧嘩の腕を買われた新道依子は彼女の

ボディーガード兼運転手となるが、

依子は尚子を縛り付ける過酷な秘密を知る


私はバイオレンス系は怖くて陰惨なので

普段は手に取ることはないんですが

シスターフッド系だということで

試しに読んでみました。


面白い!そして読みやすい!


ハードボイルドものって言い回しも独特なので

読みづらいイメージがあったんですが

こちらは紙面も程よい文量だし

何より文体が読みやすい。好き。


なので病院にいた時間3時間で

読み終えることができました。


ちなみにあらすじだけ見ると

ラノベやマンガっぽい感じがしますが

さすが英国のダガー賞を受賞しただけあって

読みやすいけど、ファンタジックでも

ロマンチックでもなく

割とリアルに近い感じです。


作者の王谷 昌(おうたに あきら)さんも

おっしゃってますが、

「物理的に女性が男性を凌駕するのはまあまあ

難しいことだと思うんですけども、フィクション

の中ならやれるなと思った。小説の中でなら、

どんな人でも、いかようにも、暴れさせることができる」


暴力に魅せられている新道依子は

ロシア系の血が流れていてガタイも大きい。

幼いころから祖父から武術を仕込まれ

祖母からはスラブ民族(おそらくロシア)

の昔話、ババヤガ(=鬼婆)の話を

何度も聞かされて育ちます。


外国の血が流れているせいか

めっぽうケンカに強くて

ヤクザの男たち相手に暴れまくります。

しかし多勢に無勢。結局捕まって

屋敷に連れていかれ結果、お嬢さまの

ボディガードをすることに。


最初はか弱いイメージだったお嬢さまが

丁寧な言葉で悪態をつき、とても

抑圧された日々を送ってることが

わかってきます。


読み進めていくうちに、

2人が救われる道があるのか

希望が見えなくて胸がきゅうって

締め付けられます。


まあでもここまではよくある流れなんですが

後半がちょっと驚きの展開というか。

お嬢さまの尚子がそっちで

依子がこっちなんだ!


なんだかバウンドを思い出しました。


(マトリックスの監督作品。名作です!

ジーナ・ガーションがかっこいいんですよ)


男女間だと役割って決まってしまいがちだけど

同性間だと男らしいも女らしいも

守る守られるも人間の関係性によって

変わるよねって。


依子と尚子はシフターフッド(女性同士の連帯、

絆、支え合い)ですが、特に後半は

ソウルメイト(魂の伴侶、仲間)になっていく感じがします。


映像化されたらどんな感じになるんだろう。

というか、映像化できるのか?

ミスリード部分もあるし。

あと依子をできる日本人の女優さんいなさそう。


(隙あらばフリベキ入れてくるよ。油断大敵ね。

ババヤガの依子は拳銃は使わず拳ですが)

島へ免許を取りに行く

みりん

星野博美さんのこちらの本を読みました。



読売新聞の夕刊のコラムで知った星野博美さん。

面白いのでエッセイを読んでみたくなり

調べたところかなり前に発売された

こちらを購入してみました。


著者が44歳のとき、

何もかもうまくいかなくて

何か変わるきっかけが欲しくて

免許を取ることにした、という話です。

わかるー。

40代50代って色々悩むお年頃ですよね。


星野さんが悩んだ末に選んだ教習所は

長崎県五島列島にある自動車学校。

風景は抜群に良いし乗馬も出来きて

うまくいけば2週間で免許が取れる予定です。


がしかし。

星野さんは運転の才能がない、

もしくは習得するのにかなり時間がかかるタイプ。

何やら頭で小難しく考えるので

運転技術がなかなか向上しないんです。


私は現在は車は持っておらず、

運転も8年以上はしてないので

もう運転するのが怖くなってますが

以前は車大好きで運転も好きでした。


最初に買った車はマツダのレビュー。



キャンバストップでめっちゃ可愛いと思って

でも私が欲しかったブルーは

当時もう販売終了してたので

社会人になったばかりの私は

給料を貯めて中古で60万円で購入しました。


【なつかCM 】AUTOZAM Revue 小泉今日子

(キョンキョンのこのCMを見て一目ぼれしました)


この車で友だちと富士急ハイランド行ったり

ブルーベリー狩りへ行ったり

夕飯のケンタ買いに行ったり

楽しかったなー。

って想い出に浸ってしまった。


星野さんは2週間で卒業予定が

結果、4週間掛かって卒業します。

でも読んでると半年くらい島に

いたんじゃないかくらい大変そうだったので

1か月で取れたなら全然良しだと思います。


星野さんは今も車を運転してるんでしょうか。

事故に遭わないよう祈ってます。


蛇足ですがひとつもったいないなーと

思ったのがタイトル。

私の読んだ印象では、

「島へ免許を取りに行く」よりも

解説にあった「わたしは運転ができない」

とかにした方が、内容に合ってるし

インパクトあって読者の目を惹きやすいのにー。


なんて、個人的な意見でした。